思いつき商売アイデアVol.1「まったり部屋」(C-ROOM)

人口減少で不動産がやばいけどチャンスもあるぞ…と、長年、不動産業界で働く友人から聞いて、こんなアイデアを考えてみた。まだ全然思いつきレベルだけど、取り敢えず書き綴ってみる。因みに、表題の「C-ROOM」の「C」はchillである。英語で「まったりする」の意味だ。我ながらダサいネーミングだと思う。

実家暮らしはカノジョとまったりできない

一般的に、付き合ったばかりの若いカップル、間もなく付き合うかもしれない二人はデートをして、仲を深める。まず、待ち合わせをして、映画に行ったり、テーマパークや美術館に行ったりして、その後、夕食をとる。夕食後、男は「アレ」を目指すが、うまく行くか、行かないかはわからない。そして、二人が付き合い、仲が深まるにつれ、(どちらかが一人暮らしの場合)家遊びの比重は高まっていく。時には一日中家で「まったり」することもある。ネットフリックスがあり、ビデオゲームがあり、Wi-Fiがあってスマホやり放題の部屋は最高であり、そんじょそこらの娯楽施設やイベントに行くより楽しい。一日中「まったり」しながら、見たい時にドラマを見て、したい時にゲームして、したい時にスマホする。腹が減ったらコンビニで何かを調達して、ムードが高まれば「アレ」をする。付き合いが深まるほど、「何が何でもアレをしたい」という感じではなくなり、流れの中で「アレ」をすることになるので、付き合った当初に比べてガツガツ感は和らぎ、リラックスできる。ネコや犬がいれば、尚まったりできる。最高の時間だ。しかし、この最高のまったり時間を味わえない人たちがいる。実家暮らしの人たちだ。実家暮らしは何かと制限が多い。

ラブホテルがあるじゃないか?

そうだ。実家暮らしにはラブホテルがある。ファンシー型やアメニティグッズ充実のシティホテル型、セックス演出型など、ラブホテルのバリエーションは豊かだ。但し、どんな形をしてもラブホテルの目的は「アレ」。「まったり」はできない。非日常空間である。仮にネットフリックスとビデオゲームとWi-Fiをつけても無理だ。価格の問題もあって長時間いるのが難しい場合もある。「まったり」するためには、普通の部屋、身の丈に合った部屋が必要だ。

普通の部屋は、どこにあるのか?

そこで賃貸アパートの登場である。日本には「相続税対策」を売り文句に建てられた個人オーナーのアパートが溢れている。人口減少が声高に叫ばれている現在でさえ、TVCMがオンエアされている。人口が減る中で新築のアパートができると、数少ない需要が新築に流れ、築浅のアパートでさえ空室が出るのは必至。業者にとっては建設がゴールだが、オーナーにとっては利回りが達成されなければ、相続税対策にはならない。残債が重くのしかかるだけである。ということで、何としてでも空室を埋めたい賃貸アパートを「C-ROOM」にできればと考えた。楽観的すぎるが、家賃が出るならオーナーも貸してくれるだろう。賃貸アパートは外観も部屋の中も「普通」であり、隣には「普通」の人が住んでいるというのがいい。ラブホテル感のような非日常感はない。そもそも賃貸アパートとしてやっているので、少なくとも駅から徒歩10~15分の立地にはある。家賃は場所によって異なるが、100,000円/月と仮定した場合、1,000円/時で貸しても、月に100時間=約4日間利用してもらえれば、ざっくりペイできる(清掃費などは必要なので、実際はそこまで単純ではないが)。かなり競争力のある料金で部屋を貸せるのではないかと想像している。

「やり部屋」的イメージだけは避けたい

旅館業法や風営法などの法律、賃貸アパートオーナーが貸した部屋を不特定多数の人に一時的とはいえ「また貸し」することに同意してくれるか、など、障壁はいろいろありそうだが、一番の問題は「やり部屋」的なイメージがついてしまうことではないか。 一旦「やり部屋」的イメージがつけば、「危険な、いかがわしいイメージ」のサービスとなってしまう。それを避けるためには「まったりできる」イメージが重要である。例えば、料金設定。週末の10時間パックとか、平日仕事終わり、授業終わりの5時間パックなど、長時間料金設定を中心とし、1,2時間の貸し出しで「クイックなアレ」を許さないぞ、というのはどうだろうか。勿論、まったりするためにはネットフリックスやSwitchやPlayStation、Wi-Fiなどの装備は必要になる。あるいはネコの貸し出しができれば、「やり部屋」感が消えて、ネコのチカラでまったり感が出るかもしれない。

まずは、実家暮らし比率が高い都市を一カ所選んで、地域の賃貸アパートオーナーに声をかけ、数室を家賃前払いで年間契約。IKEA並みのリーズナブルな家具で「普通」の部屋をセッティングして、電子キー・システムを実装、予約用ウェブシステムを立ち上げ、実験的にサービスを導入することを想定している。

以上、まだまだ思いつきレベルだが、万が一、興味あるという方、アドバイスしてやってもいいよという方、是非、TwitterのDMやリプで連絡下さい。ディスカッションなどさせていただければ、幸いです。

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